アンダーワールド:エボリューション

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アンダーワールド:エヴォリューション(原題)
UNDERWORLD: EVOLUTION
2006年【米】 上映時間:105分

監督 レン・ワイズマン
キャスト ケイト・ベッキンセール(女優) セリーン
スコット・スピードマン(男優) マイケル・コーヴィン
ビル・ナイ(男優) ビクター
シェーン・ブローリー(男優) クレイヴン
マイケル・シーン(男優) ルシアン
トニー・カラン(男優) マーカス
デレク・ジャコビ(男優) アレクサンダー
スティーヴン・マッキントッシュ(男優) タニス
原作 ダニー・マクブライド (原案・キャラクター創造)
レン・ワイズマン (原案・キャラクター創造)
脚本 ダニー・マクブライド
音楽 マルコ・ベルトラミ
製作 ゲイリー・ルチェッシ
トム・ローゼンバーグ
製作総指揮 ダニー・マクブライド
特殊メイク ジェフ・レッドナップ
美術 パトリック・タトポロス (プロダクション&クリーチャー・デザイン)
衣装 ウェンディ・パートリッジ
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アンダーワールド:エボリューション (2006)
UNDERWORLD: EVOLUTION

メディア 映画
上映時間 106 分
公開情報 SPE
初公開年月 2006/04/22
ジャンル アクション/ファンタジー/ホラー

ユーザーコメント

監督: レン・ワイズマン Len Wiseman
原案: レン・ワイズマン Len Wiseman
ダニー・マクブライド Danny McBride
脚本: ダニー・マクブライド Danny McBride
撮影: サイモン・ダガン Simon Duggan
編集: ニコラス・デ・トス Nicolas De Toth
音楽: マルコ・ベルトラミ Marco Beltrami
 
出演: ケイト・ベッキンセイル Kate Beckinsale
スコット・スピードマン Scott Speedman
ビル・ナイ Bill Nighy
シェーン・ブローリー Shane Brolly
マイケル・シーン Michael Sheen
デレク・ジャコビ Derek Jacobi




【STORY】
数百年に渡りヴァンパイアとライカン(狼男)の一族は人間の知らない闇の世界=アンダーワールドで熾烈な闘いを繰り広げていた。吸血鬼の女戦士セリーンはライカンが、人間の医師マイケルを追いかけていることを知り、ライカンとマイケルを調べ始める。ある時、地下鉄構内でマイケルと後を追っていたセリーンはライカンの奇襲を受け、激しい銃撃戦の中でマイケルを助け出し屋敷へと連れて帰るが、ヴァンパイアのリーダー、クレイヴンは人間を屋敷に入れたことで激怒し取り合ってくれない。セリーンは500年の眠りについていた真のリーダー、ビクターを目覚めさせ、ライカンの企てを阻止しようとするが、ライカンに噛まれていたマイケルは逃亡しライカンに捕まってしまう。いつの間にかマイケルに思いを寄せ始めていたセリーンは、彼の血を使って恐ろしい計画が立てられていたことを知りライカンに戦いを挑む。しかし、そこでセリーンは衝撃の事実を次々に知ることになるのだった。

【REVIEW】
ここのところPVやCMの世界から映画業界に進出する新進気鋭の監督の活躍がめざましい(らしい)。『マルコヴィッチの穴』のスパイク・ジョーンズや『チャーリーズ・エンジェル』のマックジーなどが認知度高いと思うけど、意外とCMやPV畑から進出してきた監督が多い。『テキサス・チェーンソー』のマーカス・ニスペル、『ザ・セル』のターセム、『セブン』のデヴィッド・フィンチャー、『スナッチ』のガイ・リッチー、『ハンガー』のオムニバスに参加したジェイク・スコット、ラッセル・マルケイ、『トレーニング・デイ』のアントン・フクア、『ロスト・イン・スペース』のスティーブン・ホプキンスなどがそうだし、古くはリドリー・スコット&トニー・スコット兄弟もCM出身だったりする。そういえば日本でも『弟切草』の下山天、『SF サムライフィクション』の中野裕之、『鮫肌男と桃尻娘』の石井克人も映画畑出身ではなかったっけ。

そんな中で「ワイズマン・スタイル」と呼ばれるダークな美的映像世界を作り出し、「ヴィジュアル・ウィザード」と呼ばれるレン・ワイズマン監督が本作『アンダーワールド』をひっさげて登場した。ただし、ワイズマン監督の場合、映画にもずいぶん前から関わっていて、『インデペンデンス・デイ』『メン・イン・ブラック』『GODZILLA』に美術部門担当として参加もしていたようだ。この業界に入ったときから映画を撮りたかったという監督の念願が叶った1作目は監督自ら脚本に関わり、しかも全米初登場1位という業績を残した。

今までに何十、何百と描かれてきた吸血鬼と狼男が登場する本作だが、人間の知らない闇の世界=アンダーワールドで繰り広げられる、種族の存亡を巡る熾烈な争いを描きながらも、吸血鬼の女戦士セリーン(ケイト・ベッキンセール)とマイケル(スコット・スピードマン)の淡い想いなどが同時に映し出される。

なにはともあれ、この作品の一番凄いところは、アクション女優としてケイト・ベッキンセールを起用したことだろう。『パールハーバー』や『セレンディピティ』しか知らない人が本作を観たら、まずセリーンがケイトだと判らない(とはいえ『めぐりあう時間たち』のニコール・キッドマンのように顔をじってる訳ではない)。とにかく、彼女のアクションもぴしっと決まっているあたり、キャスティング・ディレクターも鼻高々だろうし、ケイト自身も熱い役を演じるのはとても面白いし、挑戦だったと語っている。ちなみに撮影後婚約した監督に対しては「安心感を持って演じることが出来たこの仕事は、細かいところまで把握している監督の存在があったから。本当に情熱のある人」と羨ましいコメントも。

ストーリーもありがちなハッピーエンドや丸く収まる大団円は迎えない。こちらもダークだ。このダークな物語と映像美は映画館で観てこそ、その威力が発揮されるだろう。『アンダーワールド2』もすでに決まっているとのこと。続編も楽しみだ。



ヴァンパイアとライカン(狼男)。この世界的に有名な二つのキャラクターは現在に至るまで、様々な作品に花を添えてきた。いつまで経っても色褪せることないこのキャラクターに新たなる解釈を加え、また同じ作品内で対峙させる物語を盛り込んだのが、全米で初登場NO.1を獲得した『アンダーワールド』だ。人間の知らない裏の闇の世界=アンダーワールドで繰り広げられる、ヴァンパイアとライカンたちの種族の存亡を巡る熾烈な争いを描いた本作を手がけたのは、長編初監督作品となるレン・ワイズマン。映画には『インデペンデンス・デイ』『メン・イン・ブラック』『GODZILLA』に美術部門担当として加わり、その後、CMやPVで名を馳せるようになる。「ワイズマン・スタイル」と呼ばれるダークな美的映像世界を作り出し、「ヴィジュアル・ウィザード」と呼ばれるこの映像の奇才は、日本ではまだなじみが薄いものの、この業界ではいくつもの賞を受賞している実力派だ。そんなワイズマン監督にこの作品に込めた思いを語ってもらった。

Q:今までは美術監督やPVの監督として映像に携わっていましたが、映画監督になるのが目標でこの業界に入ったのでしょうか。

もともと映画を作りたいという気持ちはすごくあったけど、そのためには…まあ、他の人もそうだと思いますが、なんでもやってきたんです。とにかく色々な可能性を追求しながら、この業界に関わってきました。でも、自分の経験で言えることはPVなどの音楽業界の活動と一緒だけど、自分がやりたいと思って一生懸命頑張って、こうやるんだ、こうやって話を持っていくんだと、自分のやりたいことをするために築いていたものとは全然関係ないところから話が実は転がって来たりするんだよね。

Q: 『アンダーワールド』が初監督作品となりましたが、初監督作品を手がけることになった経緯を教えてください。

業界に携わりながら、自分の作品も温めていたし、また同時に監督としてオファーされて、脚本を読むこともありました。でも、そういった場合は十数人の監督候補の中の一人という感じなので、実際に仕事が受けられるかというと、チャンスは少ないですね。そんな中で、ディメンションフィルムから『クロウ4』を撮らないか?という話があって一度ミーティングを持ったけど、結局その話は無くなっちゃいました。でもそれがきっかけでディメンションフィルムの方々に気に入ってもらえたみたいで、狼男をテーマにした作品の監督をやってみないか?という話に変わりました。そのまま作るのは面白くないけど、新しく作れるならばやりたいなと思い始めて、自分が観客として観たいような狼男の映画をどうやったら作れるか…?というところから『アンダーワールド』に発展したんです。

Q: 何故ここまで『アンダーワールド』は自分で撮るんだと熱意を持って話を進めたのでしょうか?

一緒に脚本を手がけた友人のダニーとケビンと僕の三人の中では、僕が監督をするということで脚本を進めていたんです。それは最初から考えていたことだし…。これは戦略的な話になってしまうけど、自分はどうしても映画を作りたかったので、どうすればチャンスをものに出来るか?ということを考えて、人が出資をしたくなるような企画を作って、その企画に自分が携わっていれば振り落とされることなく監督として話が進むんじゃないかというふうに思ったんです。だからこの作品に脚本家として加わったのも、その可能性を高くするためなんです。でも、『アンダーワールド』を僕が世に出す最初の作品にするんだ!とか、この作品を初監督作品にしなければならないという気持ちは無かったですね。むしろ、とにかく映画を作りたい、なんでもいいから映画を一本監督したいという強い気持ちが決め手になりました。そうは言っても『アンダーワールド』は映画を作っていく中で自分の好きな要素が沢山入っている作品に仕上がっていますけどね。

Q: 作品中のヴァンパイアは過去のイメージとはかけ離れていますが、監督の中で考えるヴァンパイアのイメージはどんなものだったのでしょう?

自分の描いていたヴァンパイアというのは、今までの空想の世界で活躍するようなヴァンパイアと比べると、もっとリアリティを持っていると思います。それは目指したところでもあるし、科学的な根拠があるようなヴァンパイアを描きたかったんです。いわゆる今までのもの、宗教的なものはいっさい排除しています。十字架やにんにく、鏡に映らないとか…。それに、自分のテイストでもあるんだけど、個人的に今までのヴァンパイア像は胡散臭い気持ちが強かったので、違うイメージにチャレンジしました。もともとこの手のジャンルやSFは好きですけど、ホラーが大好きというわけでもないので、そういったキャラクターを使った「アクション映画」を作ったつもりなんです。

Q: ワイズマン監督が影響を受けた監督や作品を教えてください。

音楽は今回サントラにも参加してもらっているダニー・ローナーに代表されるようなオルタナティブ・ロックを普段聞いてますね。漫画に関しては『攻殻機動隊』とか『NINJA SCROLL (邦題:獣兵衛忍風帖)』『アキラ』のジャパニメーションなども含めて、子供の頃からコミックスが大好きで、挙げたらきりがないです。沢山好きな作品があります。どうしてゴス系な世界に惹かれるのかは判りませんが、ビジュアルとかそういったスタイルになにか惹かれるものがあるんですよね。だから自分の作品にそういった面が見えたりする傾向があります。よくミーティングで初めて人と合う前には黒い服を来てアクセサリーを沢山付けてタトゥーの入った人を想像されるんですけど(笑)、自分はそんな感じではないですし。そして、映画では好きな監督を挙げるとジェームス・キャメロン、リドリー・スコット、リュック・ベッソンですね。作品では『エイリアン』『エイリアン2』『ターミネーター』『ブレードランナー』といった、どこかシュールな要素のある作品が好きです。「Never say never(絶対やらないよなんて言わない方がいいよ)」と言いますが、今の時点ではストレートな警官ものとかを撮っている自分は想像できないですね。どこかシュールな要素がないと監督できないような気がします。どうして自分がその要素を持っているのが判らないんですけどね。

Q: 過去に多くのヴァンパイアや狼男が出てくる作品がある中で、映像面で差別化を図った点はありますか?

ヴァンパイアに関してはどこかヴィンテージな雰囲気を感じさせるような、つまり歴史的な背景を持っているようなヴァンパイア像を意識しました。そして作品全体のことでも言えるのですが、「OLD」と「NEW」をミックスさせた話を作りたかったんです。『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』と『ブレイド』を合わせた感じかな(笑)。現代に生きるヴァンパイアたちを描いているけど、自分たちの歴史、つまり古き良き時代の物のやり方を未だに持ち合わせていて、それらは住んでいるところや服装に現れていますよね。でもそう言いながらもハイテクにも敏感で携帯を使ったり近代的な技術を使ったりもしています。また狼男たち、ライカンズに関して言えば、昔ながらの狼男は鼻がとんがっているんですけど、「それはもういいよ」って思ったので(笑)、新しい狼男像を模索しました。狼男のイメージって、筋肉質の体に毛がもじゃもじゃしていて、暗闇にいてよく見えないというのがあるけど、それはやめようということにして、ダークな狼とピット・ブル(アメリカン・ピット・ブル・テリア)を掛け合わせたような狼男を作り上げたんです。

Q: CG全盛の中で、アナログ的な手法にこだわったのは何か意図があるのでしょうか。

CGに関しては、個人的に大好きとはとても言えないんです。とはいえ、今回の作品でCGをあまり使っていない事にはいくつか理由があって、まずはバジェットの問題があります。『ジュラシック・パーク』とは違うので、2000万ドルという制作費の中でいかにクリーチャーを登場させるかというのが問題で、全部 CGで作ると予算的にタイトになって、描写的にちゃっちく見えるという危険性も伴うので、プラクティカル(注:監督はアナログでは無く実用的という言い方をしています)な効果を使おうと決めたんです。でも、正直に言うと、あまりCGが好きではないので12000万ドルの予算があってもCGはそんなに使わなかったと思いますね。今回の制作会社であるレイクシャワーにクリーチャーをどうするかというプレゼンの時に、CGで作られたクリーチャーとアナログ的な特殊効果を使って作られたクリーチャーを入れたテープを見せたんだけど、今回はCGを使わなくても良いということに納得してもらいました。『エイリアン』『エイリアン2』『プレデター』『パンプキン・ヘッド』のようなアナログな特殊効果で作られたクリーチャーが好きなんですよね。監督としてなるべく全てのアプローチを自分たちの手で作っていきたいという気持ちがあるので、もしCGを使ったシーンが出てきたら、“プラクティカルな手法で表現できなかったから CGを使うしかなかったんだ”と思って観てもらえば良いなと思います。

Q: 本編のラストシーンからすると次回作の期待が持てますが、構想はあるのでしょうか?

実は今まさに、このホテルの数階上で、一緒に来ている『アンダーワールド』の脚本家でもあるダニーが必死に続編の脚本を書いている途中です。もちろん僕も参加しているし、『アンダーワールド2』も自分で監督するつもりでいるけど、時期は決まっていないですね。他の企画も色々動かしていて、今はブエナ・ビスタに『ブラック・チャプター』という脚本を売っているところです。監督を僕がやるかどうかは判らないけど、その作品を撮ることになれば、その作品の後に『アンダーワールド2』を撮ることになるでしょうね。ちなみに『ブラック・チャプター』は、CIAが幽霊をエージェントとして使っていたというアクション映画です。幽霊はホラー、コメディ、スリラー、ドラマでは観たことがあるけれど、アクション映画で幽霊が活躍するのはまだ観たことがないでしょう?ぜひ楽しみにしてください。

インタビュー後も和やかにおしゃべりをしながらの撮影となった。来日してさっそくスポーンと『アキラ』のフィギュアを買いに行った話とか、スポーンシリーズのフィギュアだけで70体ほど持っていて、専用の棚に飾っている話とか、細かいところまで見たいからブリスターパックは全て開封しちゃってるなんていうことをすごく楽しげに語る監督。目を輝かせて大好きなアクションフィギュアや映画の話をされて、きっとケイト・ベッキンセールも惚れたんだろうなーと納得。しかも俳優と言ってもいいぐらい格好良いし。『ブラック・チャプター』や『アンダーワールド2』など、次回作がとても気になるけど、きっと素敵な作品を届けてくれるに違いないレン・ワイズマン監督の活躍に期待したい。ちなみに胸のペンダントはケイトとお揃いだそうで。ラブラブね。




今週の全米ボックスオフィスは、03年にヒットしたケイト・ベッキンセール主演のアクション・ホラー「アンダーワールド」の続編「アンダーワールド/エボリューション」が、1月公開作品としては「スター・ウォーズ特別編」(97)、「ブラックホーク・ダウン」(02)、「ポリー My Love」(未・04)に次ぐ歴代4位の興収約2690万ドルを稼ぎ出し、首位に立った。ちなみに、03年9月に公開された前作のオープニング興収は約 2180万ドル。今回はバンパイアの女戦士セリーンとライカン(狼男族)との現代での戦いを描きながら、バンパイアと狼男族の争いの元となった出来事を描くストーリーで、監督は前作同様レン・ワイズマン。5位には、ゴールデン・グローブ賞作品賞(ドラマ部門)を受賞し、本年度オスカーの大本命となったアン・リー監督の「ブロークバック・マウンテン」が4ランクアップしてきた。劇場数を683から1196まで拡大し、累計で約4170万ドルの興収をあげている。アカデミー賞授賞式当日まで、1億ドル到達も夢ではない? 8位に初登場したのはエクアドルを舞台にした実話アドベンチャードラマ「エンド・オブ・スピアー」。そして811館に拡大公開されたテレンス・マリック監督、コリン・ファレル主演の話題作「ニュー・ワールド」が圏外11位まで浮上している。
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